#19 ニーイン原因「腸脛靱帯」の張り改善
ニーイントゥーアウト。
膝が内側を向き、
つま先が外側を向いている状態。
この状態で走ると
膝周りを中心にトラブルが
起きやすくなってしまいます。
そんな癖のある方は、
こわばり(硬くなってしまっている筋肉)と
ゆるみ(緩んでいる、弱い筋肉)を
解決しなければいけません。
まずは
内側にひねる筋肉のこわばり改善!
・中殿筋
・大腿筋膜張筋(腸脛靭帯)
・内転筋群
・内側ハムストリングス
上記の中で、前回は「中殿筋」という
最もニーインに関係するお尻の
筋肉について書いていますが、
今回は長距離ランナーが
特に固まりやすい筋肉の改善を
したいと思います。
10秒でできる足の向き診断を
まだ試していない方は
こちらをチェック↓
固まりやすく、ケア忘れNGの
大腿筋膜張筋(腸脛靭帯)
固まりやすいのに、
ケアを怠りやすい大腿筋膜張筋
についてお話しします。
ズボンの前ポケットあたりにある
大腿筋膜張筋は、
太腿を上げたり、
股関節を外側へ開いたり、
つま先を内側に閉じる役割があります。
しかし、
筋肉の大半がコリやすい腱組織のため、
固まっている方が非常に多いです。
また、腸脛靭帯と繋がっているため、
現状、痛みを感じていなくても
ストレッチなどのケアをしないと
「腸脛靱帯炎」
になりやすくなってしまいます。
マラソンランナーの多くの方が
悩まされていますが、
膝の横が相当疼きますよね。
ケアしていなかった!
と「ドキッ」とした方は
ぜひ今回お伝えするストレッチを
覚えて実践し、改善していきましょう。
立った姿勢で行う
大腿筋膜張筋ストレッチ
立った状態で、片脚を後ろ側で交差します
(壁や柱でバランスを取るのもOKです)
→腰を落とし、体重をかける
脚を引く際に骨盤ごと
捻らないのがポイントです。
大腿筋膜張筋ストレッチ(正面)
大腿筋膜張筋ストレッチ(側面)
→が力を加えたり、捻る向き、
⚫︎印が伸びるポイントを表しています。
このストレッチが正確に行えると
鈍く痛みますが、
程よい気持ち良さがあります。
行った後は、
脚を引き上げるのが楽になり、
走るペースを気持ち良く
上げられるようになります。
まずはポイントが掴めるまで試して、
継続してストレッチができると
膝(特に外側)の怪我をしにくくなります。
試してみたけど
合っているのか分からないと不安な方は
コメントやメッセージなどでご質問下さい!
次回は、
内転筋群の「こわばり」改善
ストレッチをご紹介します。
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