#17 膝の故障を招く足の向きの癖


あなたは内股ですか?

ガニ股ですか?

それともまっすぐですか?


もし、内股かガニ股の方は

「私の特徴だから」

「癖だから」と言って


そのままにしていると

決して良くありません。


中には何度も膝が痛くなったり、

ずっと膝痛を抱えながら走っている方も

いるのではないでしょうか。

数回に渡り、着地においての

気を付けなければいけないポイントを

お伝えしていますが、


今回は、

走る時の足の向き

についてお話します。


ニーイン、トゥーアウトは
関節のねじれが生じる

正常な走り方↓


ニーイン=膝が内側

トゥーアウト=つま先が外向き↓


この状態で走ってしまうと

関節が削れたり、

膝のクッションが削れてしまいます。


同時に膝についてる靭帯が
引っ張られて炎症を起こしてしまう
リスクがあります。


歩くだけでも削れている

可能性があるので、

怖いですよね。。。



10秒でできる足の向き診断

実際に意識をしていなければ

自身の癖に気付かない方も多いので

早速チェックをしてみましょう!


◇スクワットでチェック

肩幅に足開く

→腰を落とす


腰を落とした時、

膝とつま先(人差し指)が

同じ方向を向いていますか?


正常な足の向き(正面)↓

二ーイン、トゥーアウト(正面)↓

正常な足の向き(真上)↓

二ーイン、トゥーアウト(真上)↓


あえて方法を細かく書きませんでしたが、

あまり意識せずに腰を下ろした結果、


あなたのいつもの足の向きに

なっているはずです。


向きを意識をしても、癖がある場合は

5回ほどスクワットを繰り返すと

ごまかせずにバランスを崩します。



原因は『こわばり』と『ゆるみ』

このような癖は

硬くなってしまっている筋肉と

緩んでいる(弱い)筋肉により


バランスが悪くなっている

ことに原因があります。


◇ニーイントゥーアウトの原因

原因①

内側にひねる筋肉が硬い


中殿筋、大腿筋膜張筋(腸脛靭帯)や

内転筋群、内側ハムストリングス

が当てはまります。

→柔軟性を上げる必要があります。


原因②

外側に向ける筋肉が弱い


大臀筋、外側ハムストリングス、

骨盤についているインナーマッスル

(深層外旋筋群)


→刺激を入れたり、

 強化することが鍵です。


稀にこの逆パターンがありますが

その場合は上記とは反対側の

『こわばり』と『ゆるみ』

を調整すると解決しやすいです。



スクワットチェックで

意識をしてもバランス崩した方は、


膝が内転していることが多いので

太腿やお尻周りの克服をしましょう!

次回やり方をアップします。



バランスを崩すまで至らない方は
意識でフォームを綺麗にできる

そこまで癖が酷くない場合、

その癖は意識で変えられます。


走る以前に

歩く時から意識できると

癖が直りやすいです。


ポイントは、

膝とつま先の向きを揃える


まずは

つま先を真っ直ぐ向ける
→膝を真っ直ぐ出す


そうすると

足を真っ直ぐに出す

ことが出来ます。


陸上競技場内などの

白線の上を歩くのも良いでしょう。


足が開かないように閉じる意識を

持つか持たないかで

疲労の溜まり方が変わったり、

故障の回数が変わってきます。


故障せず、継続した練習ができると

タイムの伸び幅も大きく変わります。


また、

地面からの反発を受けやすいため

少ない力で前への推進力を

生み出せるようになります。


今からすぐに取り組めるので

是非この意識を大切にしてください☆

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Ryo Kurokawa

マラソンサブ3•サブ4達成を目指すランナーへ。 毎日コツコツの練習を無駄にせず 効率的にタイムに結びつけませんか? 目標手前で伸び悩む。楽しくなくなってきた。 だけど相談相手がいない。 大丈夫、なんとかします。