#18 二ーイン原因「中殿筋」の張り改善
前回、走る時に大切な足の向き
についてお話ししましたが、
ニーイントゥーアウトの癖が強い方は
こわばり(硬くなってしまっている筋肉)と
ゆるみ(緩んでいる、弱い筋肉)を
解決しなければなりません。
バランスが悪くなって癖が出ているため、
そのまま放置してしまうと、
膝周辺に炎症などのトラブルが
起きる危険があります。
走り方の効率も悪くなるため、
タイムが思い通りに伸びない可能性もあります。
今回は、
そのリスクを少しでも下げるべく、
「内側にひねる筋肉のこわばり」
を改善するための記事を書きます。
10秒でできる足の向き診断を
まだ試していない方は
スクワットで簡単にチェック
できるので今すぐに試してくださいね!
ニーイントゥーアウト原因の
内側にひねる筋肉のこわばりを改善する
内側にひねる筋肉は、
・中殿筋
・大腿筋膜張筋(腸脛靭帯)
・内転筋群
・内側ハムストリングス
・大腿筋膜張筋(腸脛靭帯)
・内転筋群
・内側ハムストリングス
この部位が硬くなっていることで
膝が内側に向きやすくなってしまいます。
柔軟性を上げて改善する必要があるため
数回に渡り、ストレッチを一つずつ
ご紹介していきます。
硬いとニーインに最も影響する中殿筋
臀部の中で2番目に大きい中殿筋。
骨盤を安定させる筋肉で、
脚を前後に振り出す役割を持っています。
しかし、
お仕事など座りっぱなしの時間が多いと
固まりやすく、走りに影響してしまいます。
特に二ーインになりやすくなってしまうので、
改善のストレッチを行いましょう!
座った姿勢で行う中殿筋ストレッチ
床に座った状態で、脚を交差して座る
(伸ばしたい側を、反対の脚に引っ掛ける)
→肘を腿に当て、押す
→体幹を捻る。
ポイントは、後方を向くように行う。
中殿筋ストレッチ(正面)↓
中殿筋ストレッチ(側面)↓
→が力を加えたり、捻る向き、
●印が伸びるポイントを表しています。
たったのこれだけですが、
正確にできると、
中殿筋が硬い方はしっかり伸びます。
行った後は、
立っているだけでも姿勢が安定する感覚や
楽さを得られると思います。
試したことが無い方は特に、
コツコツとストレッチを始めてみましょう。
なんとなく効きが弱いかな?
と感じた方は体が軟らかいか、
やり方を間違えている可能性があるので、
コメントやメッセージなどでご質問下さい!
次回以降も、
他の部位の「こわばり」改善のために
ストレッチを次々に更新していきます。
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