#15 意識だけでふっと楽になる重心位置


着地で最も大切なことは、
身体の重心の真下へ、
「ポンポン」という感覚で
楽さを感じながら走る。

#11 足のどこに着くかではなく、地面のどこに置くか


その次には
あなたに合った足の着き方。
ミッドフットやヒールストライク。
稀にフォアフット。

その足の着地時に
共通して意識したい
大切なポイントがあります。



今回は、
再度重心の話になりますが、
真下への意識が難しいと感じる方向けに

重心が乗る位置のお話をします。


着地が上手くいかないと、
無駄な筋肉が増えたり、


ケガの原因になりやすくなるため
重心位置を明確にしましょう。


重心の位置がより明確になると、
Jogが大幅に楽になったり、
今までと同じようにスピードを
出そうとしたときに、
ペースが上げやすくなります。

また、
真下着地の意識が出来る方は
併せて意識できると尚良いです。


かかとから指3本の
位置に重心を置く

これは、
私が高校の時に方法だけ教わり、
その時は分からぬまま
意識していましたが、
すぐに結果が出た方法です。

文字だと分かりづらいと
思うので、画像をご覧ください。



〇印が付いている箇所を

重心にする意識をしてください。


ここを意識しながら

階段を登ると、

分かりやすく楽に感じる

と思います。


理由として、
この箇所の真上には体重を支える
脛の骨(脛骨)があり
安定するからです。


安定は身体のリラックスと
紐づいています。

つまり、
身体が一番リラックスでき、
筋肉に一番負荷がかからない
ポジションを

「正しい重心の位置」

と言います。

ここを意識すると
無駄に疲れなくなります。


多くの方は重心に偏りが大きく
ブレーキ筋が働いている

ランナー、特に初心者のほとんどは
重心位置が取れていません。

つま先着地をしようとすると
重心がつま先に、


かかと着地なら
重心がかかとに、


と偏ってしまいがちです。


これはそれぞれ過度に
意識が向いてしまっているが故に
起こっています。

こうしてしまうと、
前腿を使ってしまいます。

前腿はブレーキ筋と呼ばれており、
動作をストップするための筋肉です。


このブレーキ筋が働くと、
走りのスピードが上がるのを
阻害するだけでなく、
負担が大きいため、
ケガの原因にもなりやすいです。


正しい重心の位置が取れると
アクセル筋が働く
ブレーキ筋もあれば
反対にアクセル筋もあります。

上記の方法を使い、
正しく重心に乗れるようになると

アクセル筋と呼ばれる
ハムストリングス(腿裏)を
使えるようになります。



アクセル筋が上手く働くと
楽にスピードが出るようになったり、
着地の衝撃が和らいだり、
良い影響があります。



どの着き方でも共通!
ミッドフットやヒールストライク、
基本は一緒です。

分かりやすく言えば、

この〇印の位置で
着地してしまっても良いです。


フォアフットなども
つま先を意識するのではなく
この位置の意識をキープできると
大変走りやすくなります。

真下着地の意識の仕方が
難しかった方は、
この方法を試すと
上手くハマるようになります。



やはりランニングは
何時間、何万歩も足を着地させる
スポーツなので、

1歩1歩、ほんの少しづつ
負担を減らすだけで足が持つようになり
大きなタイムの違いとなります。

次回は足の蹴り出しについての
記事を書きます!

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Ryo Kurokawa

マラソンサブ3•サブ4達成を目指すランナーへ。 毎日コツコツの練習を無駄にせず 効率的にタイムに結びつけませんか? 目標手前で伸び悩む。楽しくなくなってきた。 だけど相談相手がいない。 大丈夫、なんとかします。