#10 簡単エクササイズで肩甲骨を自在に!


#8#9の記事では、

腕振りの仕方や

肩甲骨の重要性について書きました。


今回はどんなことをすればよいか
分からないという方のために
肩甲骨周りを動かしやすくなる
エクササイズをご紹介します。 

その前に、

まず自分の肩甲骨がどれくらい

硬いのか確かめ、

現実を見る必要があります。


5秒で出来る
肩甲骨の硬さチェック
まず、手のひらを合わせてから
肘も合わせて下さい。

そしてどこまで上がるか
試してみましょう。

どこで止まりましたか?
止まった位置が顔の途中であれば、
あなたの腕振りレベルは低いです。

頭の上まで肘が上がり、
顔全体が見えるのが理想です。



肩甲骨の動きは主に6つ

①内転 ②外転

肩甲骨を体の内側

・外側に向かう動き


③挙上 ④下制

肩を上げたり、下げたりする動き


⑤上方回旋 ⑥下方回旋

腕を外側から上に挙げたり

下げて胸を張るような動き


肩甲骨は、このように制限なく

自由に動く働きがあります。


しかし、

動かしていない状態が長いと

動きが小さくなり、

周囲の筋肉が血行不良に陥ります。


色々な方向に動かし、

本来可動域の大きい肩甲骨を

目覚めさせる必要があります。



ご紹介するエクササイズを

是非お試しください。 


立ったままできる
簡単エクササイズ
①肩甲骨寄せ


1. まずは直立した状態から

  手を空に向かって

  まっすぐ上げます。 

2. 手のひらを外側に向けます

3.肩甲骨を引き寄せるようにして

   グーっと下ろします。 

これを10回程繰り返します。


立ったままできる
簡単エクササイズ
②肘回し 


1. 手を肩に置いたら

 肘を空に向かって上げます。


2. 肘を360度の方向に回す

  イメージで大きく動かします。 

これも10回程繰り返します。


立ったままできる
簡単エクササイズ
③横倒し


 1.手を組み空に上げたら

  身体ごと横に倒します。

  この時、脇腹あたりも伸ばします。 

2.左右繰り返します。

左右10秒ずつ程行ってください。


この種目は、

肩甲骨を寄せようとしても

後ろに寄せられない方に

特におすすめです。 


肋間筋という

肋骨周りの筋肉がよく動き、


さらに

お腹を伸ばすことによって、

姿勢が良くなり、


同時に呼吸の大部分を占める

横隔膜の広がるスペースが増えます。


そうすると

胸郭という肺を覆うカゴが広がり、

それに伴い、肺も膨らみやすくなるため、

呼吸も楽になります。  


可能であれば
行いたいエクササイズ
★キャット&ドッグ


1. 床に手をつき、丸みを作るイメージで、

  背中(みぞおちの反対側あたり)

  を天井側にググっと引っ張られます。

       肩甲骨を開きます。

  ※ドッグ 

2. 胸を入れ込むようにして

  腰をくねらせます。

  この時に、肩甲骨を引き寄せます。

 ※キャット 

これも10~20回程繰り返しましょう。


挟めているか分からない場合、

誰かに左右の肩甲骨の間に

手を置いてもらい、

その手を挟むようにできると良いです。


理想は何度も自由に

挟めるようにすることです。 

また、肩甲骨が出っ張っている時は

身体の安定感を生むとも言われています。


肩甲骨硬さチェックは
毎日行いましょう! 


肩甲骨のエクササイズを

行うと必ず柔軟性が変化します。


エクササイズ前と後で確かめてみたり、

昨日よりも今日、今日より明日と

変化を確認することで楽しくなります。


楽に腕を振り、軽やかな走りを

手にするため、まずはしっかり続けて

肩甲骨を自由に動かせるように

なりましょう!


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Ryo Kurokawa

マラソンサブ3•サブ4達成を目指すランナーへ。 毎日コツコツの練習を無駄にせず 効率的にタイムに結びつけませんか? 目標手前で伸び悩む。楽しくなくなってきた。 だけど相談相手がいない。 大丈夫、なんとかします。