#9 寒い冬!ランナーの絶対NG姿勢


とても寒い日が続いていますね。


首元が寒い、顔を隠したい、と

肩を上げたり、背中を丸めながら

歩いていませんか?


ついやってしまいがちですが、

実はそれ、ランナーにとって

絶対にやってはいけない

歩き方なんです。



ランナーの大敵
『肩甲骨周りの張り』

寒い時はいつもより

肩や背中が凝りがち。 


単純に気温が低いから

身体が冷えて凝っている

ということも考えられますが、


多くは冒頭で書いたような理由が

原因で凝ってしまうことが多いのです。



無意識のうちに肩をすくめてしまうのは

「首を冷やさないようにしよう」

という体の防衛機能と言われています。


しかし、緊張状態が長く続くために

張り・凝りとして現れます。


肩や背中など、肩甲骨周りが張ることは

〈腕振り〉がスムーズに

できなくなってしまい、

大きくランニングのパフォーマンスを
下げることになります。


そもそも肩甲骨とは

肩甲骨は、

肩と腕を繋ぐ役割を持っている骨です。


胸や肩、背中の筋肉とも繋がっていますが、

骨は鎖骨・腕の骨と繋がっているだけなので

色々な方向に自由に動かすことが出来ます。


しかし、

その周りの筋肉が硬くなってしまうと、

肩甲骨の動きを邪魔してしまい、

鈍くなります。


そうすると必然的に

肩甲骨から腕を振れない

という状況になります。


特に、肩こり発生の原因として、

大胸筋が萎縮

→上腕が引き込まれて内旋

→肩甲骨が外側に開く

→僧帽筋が縮む

→肩こり発生

となります。


つまり、

猫背になるような歩き方が
ランナーにとっては
致命的ということが分かります。



この状態で走るとどうなるでしょうか

肩甲骨が思うように使えないので、

  • ランニングで肩こり解消!のはずが、余計にこる。
  • 脚が前に出にくい

 (下半身にエネルギーを伝えられず)

  • 一生懸命腕を振っているのに、前に進まない

と残念なことに。


また、周囲の筋肉が血行不良に陥ると、

余計に「冷え」を生み、

寒くなってしまいます。


これを防ぐため、走る時以前に
日常から意識しなければいけない
場面がいくつもあります。


  • 電車や椅子は腰から深く座る。
  • 長く下を向く時間を作らない。
  • 長時間動かない時間を減らす。

などなど


ネット社会な現代、

デスクワーク中心だったり、

スマホを見る機会が増えていますが、


「これは良くないな」という

意識が芽生えれば

必要以上にパフォーマンスが

下がることを防げます。



肩こりになりにくければ

ランニングだけではなく、

生活する上でも嬉しいですよね。


身体を楽にしてあげることも

マラソンでタイム短縮する鍵となります。 


特に寒い時には肩をすくめず、

動かした方がむしろ温まり

楽になるので是非お試し下さい! 

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Ryo Kurokawa

マラソンサブ3•サブ4達成を目指すランナーへ。 毎日コツコツの練習を無駄にせず 効率的にタイムに結びつけませんか? 目標手前で伸び悩む。楽しくなくなってきた。 だけど相談相手がいない。 大丈夫、なんとかします。