#7 走る=歩くの延長上
「マラソンは脚で走ろうとするな」
よく練習会などに参加される方は
何度か言われたことがあると思います。
脚は使うけど、脚で走るな
とは、どのようなことでしょうか。
これは、脚の力に頼らずに
カラダ全体を使って効率よく走ろう、
ということになります。
白樺のポーズで姿勢を作り、
胸から引っ張られる意識で
姿勢の良い状態でカラダを前に
倒していくことで脚が勝手についてきます。
その引っ張られる意識を保ったまま
走りだすと、効率よく反発を
もらえるようになっているので、
脚が不用意に疲れなくなります!
※そのまま転んでしまう方は
ほとんどいないので是非お試し下さい。
走ることは歩くことの延長上
歩くことがまずは大事
走るという行為は人間の
基本動作である「歩く」の延長です。
つまり歩く姿勢や動きが良くないと
それが走りに直結してしまいます。
また、一日を過ごす中で走る時間よりも
歩くもしくは立っている時の方が多いはず
ですので、尚更大切なポイントです。
自分に合ったフォームが分からない方は
特に、まずウォークから行い、
姿勢の意識をカラダに覚えさせ、
スムーズに走り出す準備を行いましょう!
【大切にして欲しい意識】
★上半身 ★下半身
・顎を引く ・膝を高く持っていく意識
・肩の力を抜く ・膝を伸ばし前に乗り出す
・肘を引く ・踵から着地し体重移動
★共通
・ダイナミックな動き
・適度にリラックス
・みぞおちから足が生えているイメージ
【慣れてきたら、の意識】
このあたりで忘れがちなのが
頭のてっぺんの意識です。
ピンと真上に引っ張られるイメージ、
そして、
目の前から胸(またはおへそ)を
引っ張られるイメージ、
この2点を意識すると
スイスイ歩けるようになり、
自然とペースが速くなります。
「早歩き」→「走る」の流れ
上記の歩行方法のまま、
早歩きをしてみて下さい。
そして、
もう走ってしまう、、、
というところまで思い切って歩いたら、
走り出してしまって良いです。
いかがでしょうか?
自然と良い姿勢かつ
ダイナミックなフォーム
を維持できていると思います。
単純に走ってタイムを縮める、
タイムを競う簡単そうな競技だからこそ、
基本の動作がとても大切です。
普段のランニングの前に、
動きに繋げるためのウォーキング、
是非明日から、
いえ、今日から始めてみて下さい!
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