#6 姿勢作り→地面のチカラの有効利用


#5 の記事では「白樺のポーズ」で

基本姿勢について書きました。 

まっすぐな姿勢を作ることで、 

どのような利点があるのか、 

メカニズムについて触れたいと思います。


通常の身体の仕組みでロスに?

普段の人間の身体は

脊柱(頸椎・胸椎・腰椎)の3点で彎曲し、 

曲線の形状と椎間によるクッションで

歩行や走行の際に受ける地面からの力を

分散して吸収できるようになっています。


しかし、パワーをより有効に利用し、

速く走ること繋げたい陸上競技に

おいてこれは「ロス」となります。

※他のスポーツでも同様です。


そのため、より有効に速く効率よく

走るためには脊柱の彎曲を

できるだけ減らすことが鍵となります。


「白樺のポーズ」

による姿勢の変化

 ↓ ↓ ↓ ↓

写真をタップで拡大

地面に対して前傾している骨盤を

なるべく垂直に近づけることで

頸椎・胸椎・腰椎の3つの彎曲が減少します。


湾曲の減少により得られるメリット
  •  反発力の有効利用
  •  身体重心の位置の変化


脊柱の彎曲が減少し、直線に近づくことで

身体は十分に伸ばされ、それに伴って

重心の位置は高くなるので、

地面に対して発揮する力を

大きくすることができると考えられます。


一方で、ダメージは大きい?

対地面への力をまともに受けられるため

一見ダメージを心配される方もいると

思います。


しかし、近年のシューズや

体育施設の技術進歩によって十分に緩衡

されているため、あまり心配は要りません。


むしろスポーツにおいては

身体の構造+シューズで「クッション」を

二重に働かせてしまい、反発など

利用できにくくなってしまいます。


「美しい姿勢は機能を兼ね備える」

このブログの読者の皆様は


かっこよく走りたい、
綺麗なフォームで走りたい、
颯爽と走りたい、
スマートに走りたい、
ラクに速く走りたい、

と言ったポジティブな想いや


格好悪い走り方から卒業したい、
走るのは好きだが姿勢が作れない、

と言ったお悩みをお持ちの方だと思います。


白樺のポーズで綺麗な姿勢を作り、

大きなエネルギーを生み出す効率を

アップ出来たらその悩みが解消されて、

想いが叶ってきませんか?


この姿勢をマスターし、

身体を効率良く動かせたら

今よりもっと速くなることができます。


次回は実際の走りに繋げる動作について!

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Ryo Kurokawa

マラソンサブ3•サブ4達成を目指すランナーへ。 毎日コツコツの練習を無駄にせず 効率的にタイムに結びつけませんか? 目標手前で伸び悩む。楽しくなくなってきた。 だけど相談相手がいない。 大丈夫、なんとかします。